床で寝てみた

先日、「寝違えて首が痛い」とおっしゃるお客様がご来店されました。
首を少し動かすだけでつらそうで、右を向く時も首だけではなく全身で動いていまた。
私も寝違えたことはありますが、ここまで痛そうなのは遠い過去の記憶なので
——自分で同じ状況を再現して、お客様の痛みを味わってみよう。そう思い立ったのが、事の始まり。
寝違えやすい寝方をあれこれ試して……結局たどり着いたのが、「右肩を下にして、横向きで、床で寝る」。
結果
翌朝。無事に、寝違えによる首の痛みを再現することに成功いたしました!
しかも、痛む場所が左右で違う。左は首の横、右は頭の付け根のあたり。
今回痛みが出たのは首だけですが、その一か所だけでも、生活に支障が出ることを察知。 振り向く、うつむく、見上げる、なるほど「痛い」
「あのお客様、これがずっと続いていたのか…」と。身をもって、あの“首が痛い一日”を共有できた瞬間でした。
なぜ、首が痛くなるのか。
首をホースに例えます。ホースを横に曲げるところを思い浮かべてください。
ホースをグイッと横に曲げると、
外側 → ピンと引き伸ばされる 内側 → ぎゅっと折れて詰まる
私の首も、まさにこれ。右肩を下にして寝たので、頭が右に倒れて、首が「く」の字に曲がった状態が、何時間も続いたんです。
左(上・外っかわ)=伸ばされた側 上になった左の首は、ずーっと引っぱられっぱなし。だから伸ばされて痛くなりました。ゴムを長く伸ばし続けたら傷むのと同じですね。
右(下・内側)=詰まった側 下になった右は、首が倒れこんで縮んで詰まる側。その詰まりが一番きつく出るのが、曲がりの角にあたる「頭の付け根」。だから右は、頭に近いところが痛くなりました。
同じ一晩の寝方で、「伸びて痛い左」と「詰まって痛い右」、正反対の負担が左右に分かれてかかっていました。寝違えって、こうやって起きるんですね。
まとめ
体を張った(?)今回、学んだことは3つ。
枕と寝る姿勢は、本当に大事。 横向きで寝るなら、肩の高さぶんの枕で、首がまっすぐ(床と平行)になるように。 首が傾いたまま固定されるのはダメ。 痛いとき、むやみに伸ばさない。 特に「伸びて痛い」側を無理に伸ばすと逆効果。 首の一か所の不調でも、生活はしんどい。 お客様のつらさを共有することでお客様一人一人に合う施術を見つけ、寄り添っていきたいなと、あらためて思いました
寝違えや首のつらさは、無理に動かさず、まわりからやさしくゆるめてあげてくださいね。 手に負えないときは、いつでも頼ってください😊
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