その筋肉の張り、栄養不足かも? ―硬い・だるい・疲れが抜けないとき

「肩や背中がいつも硬い」「もんでも、またすぐ張る」「疲れがなかなか抜けない」。
そんな筋肉のお悩み。実はその背景に、ある栄養の不足が隠れていることがあります。今日はそのお話です。
はじめに正直なこと 最初に、セラピストとして正直にお伝えします。
筋肉が硬い・張る・疲れが抜けない。その主な原因は、栄養不足そのものより「巡り・使いすぎ・姿勢・睡眠」です。
栄養不足は、いわばそれを悪化させる“隠れた一因”。「これさえ摂れば解決」ではありません。でも、ケア(ほぐす・動かす)と休養に、栄養を足してあげると、回復のスピードが変わってくるのも事実です。
そのうえで、症状別に「不足しがちな栄養」を見ていきましょう。
①「硬い・張る・つる」タイプ 筋肉が縮んだまま、こわばってしまうタイプ。ここでカギを握るのがミネラルです。
筋肉は、縮む・ゆるむをミネラル(電解質)の力でコントロールしています。そのバランスが崩れると、うまくゆるめず、張り・こわばり・こむら返りにつながります。
筋肉に関わるミネラル早見表 ミネラル 役割 不足すると 補える食品

特に大事なのが、マグネシウムとカルシウムのバランス。「ゆるめる」マグネシウムが不足すると、筋肉は縮みっぱなしで張りやすくなります。ナッツや海藻、大豆は頼れる味方です。
+水分不足も見逃せません。水が足りないと血液が濃くなって巡りが落ち、それだけで筋肉は張りやすくなります。(乾燥シリーズ②やこむら返りの記事もあわせてどうぞ)
②「疲れが抜けない・だるい」タイプ もう一方は、休んでも疲労感が残るタイプ。こちらはミネラルより、エネルギーと酸素が足りていないことが多いんです。
不足しがち 役割 不足すると 補える食品

特に鉄不足(かくれ貧血)は要注意。酸素が筋肉に届きにくくなり、「よく寝てもだるい」「肩こりが抜けない」の隠れた原因になります。特に女性に多く、見落とされがちです。
まとめ:タイプ別の“足りないかも” 硬い・張る・つる → マグネシウムを中心に、水分・塩分 疲れが抜けない・だるい → 鉄・ビタミンB群・タンパク質 そして土台は、栄養 + 巡り(ほぐす・動かす)+ 睡眠の合わせ技 「筋肉の材料と燃料(タンパク質・鉄・B群)」を入れて、「潤滑油(マグネシウム・水分)」でゆるめる。そんなイメージで食卓を整えると、体は変わってきます。
⚠️ ここは、正直に大切なこと だるさや疲れが取れない状態が長く続くときは、栄養だけでなく、貧血や甲状腺の不調など、医療的な原因が隠れていることもあります。特に鉄不足は、血液検査でしか分かりません。
「ただの疲れ」と思い込まず、気になるときは医療機関で調べてもらうのが、いちばん安心で確実です。
さいごに 筋肉の張りも、抜けない疲れも、体からの「ちょっと足りてないよ」というサインかもしれません。
もんでゆるめる、動かして巡らせる、しっかり眠る。そこに栄養という“内側からのケア”を足してあげると、回復の底上げになります。食べることも、立派なセルフケアです😊
外側からのケアが必要なときは、いつでも頼ってくださいね🌿
関連記事

腰が痛くなったら、私にとってはチャンスです
自分が痛くなることは、セラピストにとってチャンス。先日、右の腰(実はお尻・内もも)を痛めた私が、昆虫学者シュミット博士よろしく“自らを検体に”原因を分析。「下半身のがんばりすぎの腰痛」と「デスクワークの腰痛」は、同じ腰痛でもアプローチが違う。仮説を立てて組む、Re:Coreの施術のお話です

お盆明け、なんだか体が重い ―そのだるさ、「休んだから」じゃないかも
お盆休みが終わったのに、なんだか体が重い…。その夏の疲れ、実は「休んだから」ではなく、暑さ・水分不足・食事のかたより・睡眠のズレが重なったサインかもしれません。宇部の姿勢ケアサロンが、原因とおうちでできる対策を、やさしく解説します。

抱っこに寝不足、がんばるママのからだへ|宇部・山陽小野田のひと休み
抱っこ、寝かしつけ、名もなき家事…自分のことは後回しになりがちな子育て中の方へ。肩や腰の張り、寝不足の頭の重さ、脚のむくみが気になったら。宇部・山陽小野田のRe:Coreで、がんばるからだにそっとひと休みを。気になる部位別のコースもご案内します。
